kimi3
黒猫の魔法使い「こんにちはー! 本日2月14日(白目)はバレンタインですねー」


「バレンタインといえば、過去、黒猫白猫合同の投票で一位に輝いたあの人…ってことで、今回もクエス=アリアスにお呼びして色々お伺いしたいと思います 」
(そういって君は魔法のカードに力を込めた)
「……それでは、ディートリヒ・ベルクさん、よろしくお願いしまーす!」
(さくらの拍手パチパチパチ)

 過去1位に輝いた人


「……また貴君か、なんの用だ。私は忙しいと言ったはずだが」
「暇ですよね?今、無職ですよね?何かやる事とかお仕事とかあるんですか?」
「…用件は手早くすませたまえよ。」
「有難うございます、本日2月14日はバレンタインという事でお呼び致しました。ディートリヒさんはバレンタインをご存知ですか?」
「……知識はあるが、興味はないな」
「ご存知でしたか。普段お世話になっている人に感謝を込めてチョコレートを贈る日で、確か2年ほど前にディートリヒさんが1位を取ったアレですね。
今日は折角なので、その時に取り上げられていたコメントの内容を、一つ一つ、感謝を込めてやってみようかと」
「……道化を演じるつもりはないとも言ったはずだ」
「まずは1つめ!ジャジャーン!
bara
『赤い薔薇を一本だけもらいたいです。by20代女性』 」
「人の話はききたまえ。」
「赤い薔薇を一本だけください。」
「……」
「ほら、AGFでは花束を持っていたじゃないですか?」      

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アニメイトガールズフェスタでのキーホルダー。左手になぜか花束が。

「……やるまでドルキマスには返しませんよ?」
「……貴君のいうバレンタインとは何だ?感謝する相手に脅しをかける催しの事か?」
「これは失礼しました。まずは感謝の気持ちを渡すのが先でした。……でも、ディートリヒさんはチョコなんてお好きじゃないでしょう?」
「……私がそのようなものを好むようにみえるか?」
「見えなくもないですが、でも、相手の意見を尊重するのは大事な事ですよね。
……ちなみに、ディートリヒさんはチョコ以外でプレゼントを貰うとしたら何がいいですか?」
「火器砲弾の類だな」
「砲弾食べるんですか?…確か自分の師匠もそれらしき事を言ってましたが…。
というか、一応手作り系の何かにしてもらえると嬉しいのですが…」
「軍隊でもよい」
「手作りの軍隊ですかね、それって何ですかね。ディートリヒさんが率いられてきた第三艦隊なら自分にはあげられませんよ?
……まぁ、軍隊は無理ですので、砲弾の方向で…。
あと、理想の渡し方は?」
「気付かれぬように艦隊に仕掛ける事だ」
「テロじゃないですか。
まぁいいや(投げやり)、ちなみにそれをやったらお返しになにを頂けますか?」
「薔薇を1本お返ししよう」
「そこは流れからして宣戦布告でしょう。なに空気読んでくれてるんですか」
「貴君が望んだ事であろう?」
「忘れてました。確かにそうでした。では、手作りの砲弾を気付かれないように艦隊に仕掛けるお返しとして薔薇の花を1本頂く事にしましょう。有難うございます。」
「では二つ目です。
ryori
『自分がバレンタインに作った料理を褒めて欲しい。by20代女性。』
……先ず、ディートリヒさんはどのような料理がお好きですか?」
「特に好みはない。食にこだわりは無くてな」
「……いえ、嘘ですよね、知ってますよ……あなたがソーセージに異常なこだわりを持っている事を……」
「……」
「ほら。」

左から、白黒コラボカフェ、東京ドームシティーコラボ、白黒クリスマスフェアのコラボメニュー。

「ディートリヒさんのコラボメニュー、全部ソーセージ系じゃないですか」
「……」
「ほら、とくと味わいたまえよ!ですよね。」
「……貴君、血のバレンタインを知ってるか?」
「すみません、これ以上はやめておきます。命は大切な資源ですから。」
「それでは最後です。
nage
『「この前の礼だ」と、チョコを投げ渡されたい。投げ渡されたい。by 10代男性』」
「……」
「……」
「……」
「………この前って、なに?」
「妙な疑いをかけるのはやめたまえ」
「失礼しました、この件もディートリヒさんのプライベートってことで、闇に葬りましょう」
「葬り方が気に食わぬが、まあよい」
「まぁ、投げ渡すもなにも、そもそもディートリヒさんはチョコ自体貰ったことはないでしょうから…」
「いや、ある」
「にゃんと!」

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うがぴよ宛に届いた、元帥とラパパ宛のチョコレート。


「あー、これ、ラパパ分と一緒に送られてきたやつじゃないですか(白目)」  
「黄色い生物のはついでだ、と聞いたのだがな。」
「……ついで、って。一緒にされて、悔しかったんですね?ちなみにこの時は何かお返しされたんですか?」
「宣戦布告だ」
「やっぱり悔しかったんじゃないですか」
「相手は喜んでいる感じだったがな。」
「まぁディートリヒさんファンなら喜ぶかもしれませんが……って、それってもしかして、ゲルトルーデさんだったりしないですよね?」

geruto
ディートリヒを深く愛しているゲルトルーデさん。要は変態。

「……ここでその名を出すのはやめたまえよ」
「失礼しました。まぁ、ディートリヒさんも戦争を起こしたい系の方なので、宣戦布告はWin-Winな気もしますが」
「勘違いするな、魔法使い。私が戦争を起こすのではない。人が人である限り、戦争の火種はどこにでも生まれる。その戦争が私を呼ぶのだ」
「相変わらず物騒なお話ですね……でも……」
「貴君らも、次の戦争を望んでいるのだろう?」

「はい!そりゃ、もう!!」
「(また、来たな)」
「だって、これがこのゲームのタイトルですし。」
(……と言いながら台本を渡す)
「クイズRPG」
「元帥と。」
「黒猫のウィズ」
「……もうよい、帰らせてもらおうか。」
「からの~?またお会いできますか?」
「ならば魔法使い、私に敵を示せ。戦争の鼓動が聞こえる限り、私がこの世界から消える事はない」
「ええ、知ってますとも!それがディートリヒ・ベルクという人ですから!」
   

追伸: ホワイトデーと次のイベントで待ってます!