お正月もひと段落つき、学生や社会人などは学業や仕事のエンジンがかかってきた?この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。

そして、無職になったあの人はどう過ごしているんでしょうか……。

とか辺りに思いをはせながら、小正月(本日)向けの記事をドルキマス軍のモカさんよりいただきました!


元帥って、あんな格好しているので絶対どこかでお正月楽しんでますよね。



──元帥のお正月(正月は愉しみたまえよ) ──


慌ただしかった年末のイベントもひと段落つき、世間ではお正月というものを迎えていたが、君は体力的疲労と精神的疲労とでクタクタになっていた。


君  「ふにゃあ、コレいいなぁ」

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オコタの魔物に取り込まれていた君は、みかんを頬張り至福の時間を満喫していた。



??「何をしている、魔法使い」

kakka


君 「出たぁぁぁあ」(何しに来たんだ)


口に含んだみかんを飛ばしつけるようなことはしなかったものの、やっても良かった…と言う気分は拭いきれなかった君は、平静を装い礼を述べた。


君  「その節は、た・い・へ・ん、ありがとうございました」(もう、やらないでください)
閣下 「なに、遠慮はいらぬ」


君  「ところでご用の趣きは?」(正月くらいノンビリしたいんです)
閣下 「私は与えてやるのだ」

君 「お、お年玉ですか?」(マジですか?)

閣下 「なんだ、そんなもので良いのか」

おもむろに砲撃準備を始める閣下。

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君 「落とす弾がちがーう」
閣下「なんだ、私の言うことを信じたのか」

君 「本当の用件はなんでしょうか(どこまで本気なんだ)」

閣下「貴君らの祝い事、正月とは何だ」(正月を堪能したいのだが……)

君 「以前、貴方が番傘持って鷹と遊んでたアレですよ」(無職だから遊びに来たのか)20180115_012325


閣下「この私に、知らないものがあってはならない」

おもむろに正月の遊び道具を取り出す閣下。

君 「調べればわかることじゃ無いですか」

閣下「経験値が必要だ」

君 「(Exp!?)」

仕方なく楽しみ方を教えることとなった君。


君 「いいですか、あくまで遊びですからね」(悪魔の遊びになりそうで怖い)



・羽根つき

閣下 「ネットが無いようだが……」

君 「そんなものありません」(白猫テニスに出たかったんですか?)

※ (これ、ゼッタイにこの人の顔に墨を塗れない)→自分の負けしかあり得ない!



・凧揚げ

閣下 「貴君が乗りたまえよ」

君 「忍者凧じゃ無いんです!」(上空からのスパイ撮影を考えてたな)

※ (これ、この人の悪魔的作戦をより強固にするものだ)→上手くいかなかったら糸を切られるからダメ!



・麻雀
閣下 「中!(敵のど真ん中に)」「白!(真っ白になるまで)」「發!(発射)」

君  「三色好きですか!」(どこまで戦争好きなんだ)

閣下「国士無双!」

君   「自分で言いますか?!」(頷けます)

※ (これ、ハマったらとことんやるよね。他の3人が爆死する)→人に迷惑をかけ過ぎるからダメ!



・福笑い

閣下の顔写真を2枚用意し、1枚目は顔全て塗りつぶし、2枚目は目鼻等を切り抜く。目隠しをして目鼻等を顔の上に置く……

閣下 「整形思考か?」

君 「位置決めのものじゃありません」(これ、ゼッタイにこの人の顔でやったら怒られる)

※ (欲しいけど、遊べない)→ダメ、イケメンの福笑いゼッタイにダメ!



・人生ゲーム

閣下「己の人生を振り返ってなにが楽しいのだ」

君  「振り返るものじゃありません」(この人の人生ゲームやってみたい)

※ (正月から暗雲立ち込める)→家族になってみたいけどコワイからダメ!



君 「いかがでしたか?」(もう、シンドイんですけど)

閣下「……………」


閣下 「もっと私を愉しませてくれたまえよ」(他にないのか)

君 「オコタでみかんと言うのが至上の幸福ですが……」(やすませて……)

閣下 「そうか……」



数分後……

…………

……

オコタとみかんを持って……閣下は帰っていかれた。

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君 「オコタ〜、カムバック!」(みかんは買えるけど今オコタがないのは辛い)





元帥のお正月・続

閣下にコタツを持っていかれた君はギルドから借りた薪ストーブで暖をとる生活になっていた。

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君 「まぁ……これはこれで幸せ…」(炎を見ていると飽きないな)

サツマイモを水で濡らした紙で包み、さらにホイルで包んでストーブの上に置く。

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君 「うふふ、出来上がりが楽しみ〜」

君 「これがあると、明日の朝のおかゆ、鏡開きのお汁粉も楽しみだな〜」

食べる楽しみはいつでも人を幸せにする。


君 「メインイベントも終わったことだし、来ないよね、あの人」


ふと、不吉な言葉を口にした途端……


??「呼んだか?魔法使い」

kakka

錆びついたロボットの首を回すように振り返る君。

君 「………………」(もう、言葉も出ません)
君 「呼んでません!(キッパリ)」(何しに来たんだぁ)


閣下「時に、鏡を思いっきりぶち割ることができると聞いたのだが」


突然剣を抜いて構える閣下。

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君  「うわー!鏡に剣を向けないでください!」
閣下「私の情報網を甘く見るなよ」
君 「鏡開きで剣は使いません!」(ちゃんと内容把握してください)
閣下「なんだ、私のすることを真に受けたのか」(相変わらずだな)

君 「明日の七草がゆの後ですよ」
閣下「ほう、では、その七草がゆとやらも一緒に堪能させてくれたまえよ」
君  「はい?」(食いついた!?)

そこで、君はひとつ提案する。

君 「でしたら、一緒に七草を摘んでください」
閣下「そのようなことは貴君に任せる」
君 「あー、そうでしょうねー」(言ってみただけだもーん)


ふと、、、閣下は薪ストーブの上にあるホイル包まれた焼き芋に手を伸ばした。
yaki

閣下「砲弾をこのような火のそばに置くのは感心せんな」
君 「あ……」(焼き芋だってこと言おうか言うまいか……)
閣下「貴君は七草とやらの採取に励み給えよ」
閣下「私はこの砲弾を分解しておく」
君 「……(食べるんですね……楽しみにしていたのに)……」

七草がゆを食べるのは明日、鏡開きをするのは数日後、この様子では当然お汁粉にも興味を持つだろう。

この人はその都度来るつもりだろうか?もしかして「お泊まり」?

そう思い浮かんだ瞬間、背ゆやた筋が寒くなって来た。自分の居場所が無い!

@#%*@¥*%#〆(ここは自分の部屋だぁ)
地獄の釜の蓋が開く音が聞こえた。

嗚呼、(頭が重くなる…………)

君 「たしかに七草がゆは明日ですが、お泊まりセットのない方はお帰りいただいてるんです」


意を決して話しを切り出した君。

閣下「なんだ、それは」

『七草』調べで書物に向いていた閣下の目が君を睨んだ。

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君 (なんで睨むんですか)


君 「こちらの世界、特にギルド関係者の決まりごとなんです」(適当だけど)
君 「なので、七草がゆを食べるなら明日の朝いらしてください」(とりあえず言ったぞ!)

閣下 「今度からそのセットとやらを持って来れば良いのだな」(目を細めニッと笑う閣下)
君  「?!…(ちーがーうー)」(青ざめる君)
君  (どうしよう、理由なんかつけずに帰れって言えばよかった)

閣下 「冗談だ。信じたのか」(君の慌てふためく態度に満足した様子の閣下)
君  「冗談に聞こえないんですけど………」(ホッとする君)

閣下「このような、警備もなく安全の保障がないところに長居する気は無い」
君  「はぁ?」(普通、警備なんかいらないんです)
君 「そうですね、ではまた!」(よし!警備を強化しなければ良いんだな)
  

と言うことで、意外にも、閣下はその都度その都度現れては帰って行かれた。

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オコタはいまだ、君の元に返ってきていない……。